冬の夜   文部省唱歌




1.ともし火近く 衣縫う母は
  春の遊びの 楽しさ語る
  居並ぶ子供は 指を降りつつ
  日数数えて 喜び勇む
  囲炉裏火は とろとろ
  外は吹雪

2.囲炉裏のはたに 縄なう父は
  過ぎし戦の 手柄を語る
  居並ぶ子供は 眠さ忘れて
  耳を傾け こぶしを握る
  囲炉裏火は とろとろ
  外は吹雪








☆今はこの歌の2番は「過ぎし戦の 手柄を語る」ではなく
 「過ぎし昔の 思い出語る」となっています。
 しかし、戦争が悲惨すぎたから、忘れたいからといって
 このような歌の言葉まで否定するのは、どうなんでしょうか。
 悲惨なことがあったからこそ、なおのこと
 語っていかなきゃならないことはたくさんあると

 ・・・私は、そう思います。


出る